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店では1本6000円です。
若い酒なのであんまり好みではなさそうなんですが、せっかくだから頂きたいじゃない?
でも誰も来る当てもなく、と思っていたら1時過ぎになってお客様がいらっしゃいました♪
今日いる?とか、そんなメールのやりとりしかしない、来たい時とアタシがいるときが重ならないと来ない、おぢさまです。
元々パチ屋の重役だったらしいのですが今は辞めてほかの事をしているらしく、「ニートだから」とよく言っておられますが飲み慣れてらっしゃるので金に糸目はつけません。
そして、必ず1時間で帰ってしまわれます(涙)
なので、いかに飲むか!!ってとこにかかってるんですが、総勢4人でいらしてゴルフネタで盛り上がっていたためなかなか話題に割り込めず、ボジョレー解禁なんですよ♪の一言が言えず・・・・・・・・(-_-;)
いつも行くバーのダーツライブの書き込みには「ボジョレー2本目」みたいなのがあり、思わず「飲みそびれた~~」と初書き込みしてやりましたw
そのお客様が帰ったあとほどなくして早上がりになったためバーに飲みに行くと、残り3分の1ぐらいになったボジョレーがカウンターに。
「飲んでないの?!(ニヤリ」
その書き込みをした人に言われるww
「おねだり失敗っすよ~wどうすか今年のボジョレーは」
「若い!!若いよ!!中学生ぐらいだよ!!」
ブー。゚(゜Ж゜)゜。-!!(笑)
確かに、若さが取り柄だからね、ボジョレーはw
やっぱりイマイチな感じなんだろうな~と思いつついつものやつを飲み、メールの返信を待ちながらマイクポップコーンを食べまくりました。
『今休憩してる。あと1時間は終わらない』
程無くして返ってきた返信はそんなメールでした。
夏が始まりそうな蒸し始めた頃、遅い時間にやってきたその人は2人連れでいらっしゃいました。
年齢的にアタシが着くのは珍しい人。
一緒に来ていた人のほうが年上だったのだが、若い子好みということで20代前半の可愛い子が着きました。
何をしている人なのかはわからないけどラフな格好で、でも気前よく有料のものも飲ませてくれ、「いいんですか?」と聞くと「給料入ったから。でも10万しか持ってないんだけど足りる?」と知ってて言ってるのかほんとに心配してるのか。
「それだけあれば充分ですよ~」と気兼ねなく飲み物を頂き、ラストまでいたのでカラオケ行こうよ、ということに。
そういえばあの時ZIMA飲んでたなぁ。そんで、カラオケでも「ZIMAでしょ?!」と連れの人に言われて飲んでた気がする。
アッサリ顔がちょっと好みだったからカラオケもOKしたんだけど、もう一人の女の子はオジサマが苦手なのでひたすら「気持ち悪い」とアタシに訴えてたからあの子はアフター行けないんだよ、って言い、3人でシャウト(笑)
その人がイエモン「JAM」を歌ったので、前の、浮気してた時の彼を思い出してしょうがなかった。
もうアタシの中では終っていたので痛くも痒くもなかったけど、なんだか苦い思い出として、蘇ってくる。
どんな話をしたのかもう覚えてないんだけど、意気投合して手を繋いで帰ってきて、また遊びに行こうね、と約束して別れた。
それから数回、店をズル休みしたりして飲みに行ったこともある。
大勢で楽しく飲むのが好きな人で、新聞屋さんだったため休刊日前には営業所の人たちでこぞって飲みに行くのが恒例な様子。
そこに何の疑問も抱かず紛れ込んで飲んで騒いで楽しんで。
仲間の一人に「しずかちゃんいいよ~ノリもいいしかわいいよね~」と言われてその人を振り返ると、「いい女でしょ~」と何故かお勧め(?)する(笑)
でも「オレと付き合わない?」と言い始めると「それはちょっとね、ダメダメ・・・」と間に入り込んでくるあの人。
じゃぁなんでお勧めするんだよ、と思ったが「いい飲み友達だからね。末永く、よろしく(笑)」と言われたりして微妙な位置を把握。
明るくなった頃皆でその人の部屋になだれ込み、置いてあるスロットをやったり、寝たり、ビデオ見たり、学生か?!というノリだがアタシは楽しくて、好きだった。
そのうち飲み会というわけでもなく、ちょこちょこ部屋に遊びに行くようになり、大概お互い仕事後ということもありちょこっとなんか食べるとか、お疲れビール飲むとか、そんな程度で1,2時間過ごしては帰る、ということをしていました。
あらかじめ寄るかも、とか言っておくと「冷蔵庫に甘いの入ってるよ」と自分は好きでもないデザートを買っておいてくれたりして、ちょっと嬉しい。
その頃何故だか仕事でやたらと飲むことが多く、飲み潰れる日が続き、チャリンコ通勤のためボーイに送ってもらうわけにもいかず、ふらふらになりながら更衣室から電話を掛け「迎えにきて~」とワガママを言って酔いが醒めるまで寝かせてもらったりして、「飲みすぎはダメよ、身体に悪いんだから」と怒られたこともありました。
アタシが2重生活を始めて仕事後に寄るのがだんだん疲れてくるようになってからは減ってはいたものの、『お疲れ~、雨の中ご苦労様。気をつけてね。お先にお休み~』『おやすみ』程度のメールのやりとりはあり、しばらく会わない日が続き、1ヶ月以上は経った日曜、『明日休みだよね?今日も飲むのかな?』とメールをしてみた。
『前の営業所の人と映画見に行って来る』と返信があり、何を見るかと思いきや、そう、エヴァ(-_-;)
あの人は軽いアニヲタで、部屋には悩ましいポーズのフィギュアが並べられているのです(笑)
見る映画といえばアニメ。
気に入って聞く音楽といえばアニソン(しかも一般人にはメジャーではないアニメのキャラや声優が歌うアニ声のソング)ww
だからって見た目は全然ヲタっぽくないのよ(笑)
日曜なので暇~に過ごしていると『行く前に飲みすぎて寝ちゃったから全然映画見れなかったよ』とメールが。
『もったいな!!(笑)』
『ポイント(スナック)で飲んでるよ~』
てことで仕事後に合流。
一緒に行った人とアニメ話に盛り上がり、わかるところは参加しながらカウンターにいるオカマのピーちゃん(名刺をもらったら雄杉ピーコって書いてあってウケた(笑))とマッチョの魅力について語り合ったりしながら仲間の一人に「え?仕事明け?」とさりげなくアタシの素性を聞くトークがあり、「配達後の疲れてるとこにいつも来るんだもん」みたいな話になったためちょっと自粛しよう、と思いつつ、夜明けとともに店を後にし、またあの人の部屋へ行って声優(?)かナンカのライブ映像鑑賞(爆)
よくわかんないので一人ソファで居眠りをするアタクシw
ライブがひと段落ついたところで仲間が帰り、「帰ったよ~」と言ってソファの下にごろん、と大の字になるあの人。
「ん~」とごろごろ、抱きついて温もり満喫しようとするアタシに「・・・・・重い」と避ける。
ちぇ、二次元には勝てないぜっ、と思いつつ、帰り支度をすると「またね」と頭をぽんぽん、とされるのが嬉しい。
でも仕事後は辛いのかー、と何となく行きづらくなり、疲れも溜まったアタシは日曜の飲みもさりげなくかわすようになり、一度ご飯ぐらいおごるよ、とメールが来たのだが好き嫌いが多めなあの人に疲れて余裕がないアタシはガマンできる自信がなかったので冗談まじりにお断り。
それからほんとに遊びに行くこともせず、いつの間にかメールもこなくなってしまっていました。
そして相当経ったある日のメールが、先日の日曜のメールだったのです。
元々メールはとっても簡素で、必要以上のことはメールにしようとせず、電話も好きではないあの人は、会って話さなければちゃんと「言った」ことにならない、という人。
そう、飲み友達として何度か登場したあの人。
S(品川・仮名)君です♪
前回の日記は仕事的部分を切り取りたかったので、細かいやりとりは割愛したのですが、ホントは意外(?)なやりとりがありました。
あ、もうこれ相当長いけど大丈夫?(汗)
とりあえずあの日に至るまでは、こんな感じでした。
『なぐさめて』
『どうやってなぐさめてほしいの??』
『人裸恋しいよ』
『裸?!(笑)じゃぁいっぱいハグしてあげるから』
『期待しちゃうぞ』
えーーーー!!そんな回答意外だよ!!そんなキャラじゃないのにww
『いっぱいなでなでしてあげるから、誕生日祝ってね』
『誕生日なの?じゃぁデートして思い出作ってプレゼントも買おう!』
えぇええ??!!!
どうしたんだ??そんなに酔ってるのか?!(汗)
『今日仕事休みだったらよかったのになぁ』
『いつでもいいからデートしてよ!』
いやいやいや、ほんとどうかしてるよ品川君(焦)
でも嬉しいことは嬉しい♪
雨が降っていたので車で行くことにし、途中で電話をしてみた。
「これから仕事でしょ?」
「うん、行く前にちょっと顔見ようかと思ってさ」
「じゃぁちょっと抜け出すから着いたらまた電話してよ」
「わかった~」
にまにま。
なんか、いい感じだぞ(笑)
車を駐車場に入れ、品川君のいる店の方へ歩きながら電話を入れる。
「ん?なんかカバン持って歩いてる子?」
「そう、マンションの前歩いてる」
街灯も殆どない暗い道で、目が悪い品川君は信号の明かりを頼りにアタシを見つけ、軽く手を差し伸べてアタシが抱きつくのを受け止めてくれた。
「ごめんね連絡しなくて」
「そうだよ、メールしても返信ないから。忙しいのかな、とは思ってたけど」
「精神的に病んでてさ、皆着拒してたから。仕事の電話も出なかった。連絡くれた?」
「したよ。でも返ってきちゃったから」
「ごめんね。元気そうだね」
「うん。明日は休刊日?」
「うん、一人で飲むつもりでポイント行ったんだけどいつの間にか皆来ててさ」
「行くとこ同じなんだもん(笑)」
「そうなんだよ。」
「終ったら合流するね」
「誕生日だから今日は行くよ。行くよ、って言いながらずっと行ってないから」
「いいよ、だってまた品川くんが(支払い)持つことになるんじゃん」
「でも誕生日だから。あと2時間ぐらいしたら行くよ」
「わかった。誰と来るの?」
「多分オオグロさん。誘っていくよ」
「うん。じゃぁ待ってる」
名残惜しく抱きしめて、繋いだ手を離す。
店のすぐそばだから、キャッチのボーイに見られてたら相当危険w
緩む頬が隠せないまま、足取り軽く出勤したのでした。
そして2人と思ったら7人の大所帯。
真ん中に陣取って気づくとテーブルの下で手を繋ぎながら話をしてる。
当たり前みたいに(笑)
お客さん、なのにね。
後輩だという若い男の子にちょっかいを出し、「人裸恋しい、ってメールしてきたんですけど!!」と言って「ホントに素で間違えたんだけどさ、切実なんだよ」と言い訳をする品川君に「品川さん、オクテだから」と言って笑かしてもらう。
相変わらず「いい女なのよ~」と言って仲間にアタシを売りつける品川くんww
でもやっぱり「でもダメダメ」と言って、「ダメダメ、って言いたいの」とわけのわからないことを言います(笑)
女の子が少ないのでフォローせねば、と近くの仲間に声を掛けたりしてみるのだが、「いいよしずかちゃんは品川くんと仲良くやってなよ」と押し付けられ、「彼女だろ~」と品川君に言うが、「まだ彼女じゃないよ、付き合って、って言ってないから。言われてもないし」と子供染みたことを言い返す。
「自分から言うのイヤなんですよ、負けた気がするから」と後輩に言われ、「自分からは言わない人だから」と頷く品川君。
進まないじゃないか!!(笑)
でもちょうど次の日子供の手続きのため休みを取っていたアタシが付き合って、と言ったのを快くOKしてくれた上に「明日デートだから」と言いふらしてから来たらしいのを聞いて面白くなり、友達以上恋人未満でもいいや、と思ったのでした。
2時間で帰る、見送りのエレベータ待ちで、他の人がいない間にもう一度抱きついて「後でね」と手を振った。
そしてちょっと早めに上がって合流し、何次会なのかわかんないカラオケに行き、飲みすぎて寝てしまった品川君に呆れ気味の先輩や仲間と帰宅。
上着を脱ぎ捨ててソファにダイブする品川君の横でその上着をハンガーに掛けようとして立ち上がるアタシを後ろから抱き倒して安心したように眠りに就く彼。
ほっぺた同士をぐりぐりやって、ぴったりくっついて少しだけ眠ってから、アタシは品川君の部屋を後にした。
次の日の話はまた次回。
ウブな恋みたいでちょっと楽しい日々が、始まろうとしています。
アタシらしくねー(笑)
でもなんだかとっても心地がいいのでした♪