ミルクコーヒー(砂糖不使用ｗ

火曜日、仕事は休みだったから夜から会いに行くことはできたけど翌朝会いに行くと言ったから夜は寝てるんだろうなぁとか連絡をとることもせず、一人でもやもやして月曜の夜中（てゆか火曜の早朝?ｗ)『久しぶりにまた飲みたいと思って』とメールをしてきた友達の働く店に飲みに行った。

以前朝まで飲んで浮気気分を味わった友達、ミッキー。
みさき、だからミッキーと呼ばれてて、何でもかんでも話せるところがすごく楽でいい奴。
子供のこととか男のこととか昔話とか、とりあえず何を話したところで引いたりしない。
そう、意外な部分があったとしてもすんなりそのまま受け入れてくれる。
仕事の時間がかぶっているためそうそう会えるわけではないのだが、会えばそうやってお互いの色んなことを話し、それはこうじゃない？とかって言い合える。

めんどくさい客の話とか、瀬名さんの話しとか(笑)
「紅、こうやって（じっと目を見つめて）話しかけんだろ」
「してないよ!」
「ぜってーそうだよ、紅すんげーガン見するもん(笑)」
「誰にでもじゃないよ(笑)」
「それに客も騙されんだろーなー」
人と話す時は目を見て、ってね(笑)

その日もそんな感じで色々話し、ダーツを持っていったのに結局一度も投げないまま1時ぐらいにお腹がすいてポイントに流れた。
ガキさんと、週末に同伴しようと言われていたもっさんがいて、入ってすぐにいたもっさんに捕まり2時間飲み食い歌った。
ちょうど先日紹介した友達が出勤してたのでもっさんたちが帰った後も少し話し、早上がりできそうだから、と一緒に店を出た。

ほろ酔いな足取りで９９ショップに行き食材を買い、向かうは品川宅(笑)

部屋もすごいことになってる、と言っていた通り、見事なまでに足の踏み場のない部屋。
６畳二間にＤＫなのだが、すべてがぐっちゃぐちゃ(-_-;)
どこから手をつけていいのやら、としばらく悩んだが、とりあえずご飯のおかずを仕込んで、煮込んでいる間に片付けることにした。

その日のメニューはタイピンエイ(九州の郷土料理らしい。ちゃんぽんぽい春雨スープ）と肉じゃが。
肉じゃがって甘いのとか辛いのとか好みがあるから難しいんだけど、とりあえず品川くんちにある調味料は限られてるのであるものでできる酒＋醤油メインの味付け。

部屋のいたるところに散らばる服とか食器とかをそれぞれ集めて洗い物、しまうもの、捨てるもの、と分けていく。
あやうく焦げそうになった肉じゃがはほろほろになって部屋もそれらしく片付いた感じのところで品川くんが帰宅。
「部屋がキレイになってる・・・」
「カテゴリー分けしてみた」
「あ、よけただけなのねｗ」
まずパソコン、な品川くんとさらに片づけを進め、ソファがきれいになったところでご飯を出す。
隣で暇になるアタシのためにＸＢＯＸのゲームを設定してリモコンが渡され、見るとなつかしのボンバーマン!(笑)
でも画面までが遠すぎてうまく操作できないため次のゲームはテニスになった。
アタシ、シャラポワ(笑)
しかも、ヘタレｗｗｗ
シャラポワ絶不調ですねー!!みたいな(笑)
テニスに白熱してる間に品川くんはお風呂に入り、残りの肉じゃがをさらによそったご飯にかけてモリっと食べ、「下手だなー(笑)」とつぶやく(-_-;)
悔しいー!!!ｗ

それから、
それから。

映画見たっけ？
アニメ見たっけ？





何もついてなかったかもしれないけど。

寒い、といって毛布にくるまるアタシに「暖めてあげよっか？」なんて珍しいことを言って後ろから抱きしめてくれる品川くん。
アタシはそれだけで幸せで嬉しくてたまらなくて、絡まる品川くんの腕に口付ける。

「２，３日ぐらいでしょ？」
「違うよー!!(笑)もう10日ぐらいになるんだよ」
「そんなになる？俺の中では2,3日ぐらいなんだけど(笑)昨日も電話したし」
「うん。ありがと」
「・・・・・・・10日間、不安だった？」
「不安･･････うーん、不安、ていうか、多分品川くんは2,3日ぐらいなんだろうなぁって思ってたけど」
「うん(笑)」
「だから不安ではないけど・・・」
「うん、不安になる要素は何もないよ」
「････でも寂しい。」
「そっか」

ごろごろ、アタシは品川くんに抱きしめられたままごろごろしながら、沢山キスをした。
「充電できた？」
「うん、すごくいっぱい」
「俺は充電器じゃないよ(笑)」
そうだけど。
アタシのエネルギーを補給するためにはどうしても必要なんだもん。
いっぱいくっついて、いっぱい甘えておかなきゃ。
「珍しくおとなしいじゃん」
「そう？」
「･･････かわいい」

おとなしいとかわいいの？？(笑)
でも多分、前みたく思いつめて何も言えないで黙ってるんじゃなくて、幸せで、嬉しくて、それを満喫するために全神経を品川くんの温もりを感じるために使うから喋れない、って言う方が正しくて、だから嫌なおとなしさ、ではないのだ。
10日分、いっぱい品川くんを感じなきゃ。
心と、体と、アタシの全てで。

そして、そう思うアタシに合わせてくれたのか、品川くん自身そう感じていたのか、付き合い始めてから多分初めて、品川くんから求められた。
アタシが誘ったり、映画にそんなシーンが出てきてそんな気分になったとかじゃなくて、何もなく、普通にそんな気持ちになってくれたのが、嬉しかった。

お子たちの送りの時間ぎりぎりまで、あたしたちはブラックじゃないコーヒー(笑)を味わった。