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落ちました。
日曜日、久々に赤ワインのおっさんが店に来て場内されて、お腹がすいたアタシにナポリタンをご馳走してくれました。
2時間ぐらいでポイントに行くと言っていたのだがママに連絡するとヒマなのと体調不良で早仕舞いとのこと。
ピーちゃんやらアタシの友達やらに片っ端から電話して誰も出ない!と予定が変更せざるを得ないのが癪に障ったらしくえらいご立腹。
「5万出すから開けてよ!じゃぁ10万でどうだ!!」
・………競りじゃねーんだよおっさん(-_-;)
おそらくさっさと掃除して片付けて友達とピーちゃんは飲みに行ってるんだろうなーと思ったので終ったら合流しよ♪と思いながら「皆休みなしで大変なんですよー」とフォローするが大ママにゴリ押しして結局3時過ぎにそっちへ行く、と帰っていった。
「電話してるのに出ないなんて失礼だよ!行くかも、って先にメールしてあるのに!」とえらく自分勝手なお怒りっぷりでしたので「そんな顔しないで下さいよ~。笑顔の(おっさん)が素敵ですよ♪」とぽんぽん、と背中を叩いてエレベータに載せたのですが、店長(部長)に「幼稚園の先生みたいだな(笑)」と言われてしまい、そんなこと言ったらまたおっさんヘソ曲げるだろー!!と思いながら心の中で舌打ちをしたのでした。
おっさんが帰ると待機になったのですかさず友達にメール。
『おっさんそっち行くから早く帰ったほうがいいよ!』
…………まぁなんつーか、酷い扱いですけど(笑)
めんどくさいことこの上ないんですもの。
年とともにそれがグレードアップしてること間違いなしです。
『もう55にいる~』
55という名前の小さいバーが近くにあり、最近はそこが行きつけなのでした。
良かった良かった(笑)
ほどなくして自分も上がりになり、『おいでよ~』という友達に誘われなくても行くつもりだった55へ。
閉まりかけみたいな店に行くとピーちゃんと友達と常連さんがいて、カウンターに座ってマスターに緑茶ハイを注文。
めんどくさいおっさんの話を皆でして笑いながら、その間も着信する携帯はそれぞれスルー(笑)
そんな中、待機の間に気になっていた品川くんからのメールの返信をした返信が返ってきた。
最後に「恋人としては難しいと思ったんだ」という一言にぐっさり来て返信できなくなってたのが気になっていて。
なんとなく話の途中って感じで切っちゃったし、何か気にしてたら悪いな、とか無駄に思ってみたり。
で、当り障りないメールを送ろう、それでさらっと終わりにしよう、と思ったのだ。
『一週間お疲れ様。まだ休みは取れないんだろうけどマイペースに休養して倒れないようにね。早く島ちゃんが復活するように祈ってるよ』
そしたら予想外の早い返信。
『メールうれしいよ 島ちゃん明日退院だよ 昨日から連休取れたから12時間寝たよ(笑) ちょい前までポイント行ってたよ 昨日鍵忘れて取りに行ってた 友達いたけど話さなかった・・・・なんか気まずくてさぁ』
え?
あんだけもうポイントは行かないって言ってたのに??
「今日品川くん来てたの?」
「あー、来てたよ。寂しいって言ってた。今更だよねぇ(笑)」
「ねー(笑)」
ピーちゃんは余計なことは言わない。
そこが大好きなところでもある。
『休めて良かったね♪島ちゃんも案外早く退院できて良かった。いいことづくしだ☆おめでとう! もうポイント行かないって言ってたのに(笑)貯金できなくなるよ(^_^;) 存分に寝て体調整えてね♪』
明るく、軽く。
アタシがどんなに強がってもムリしても、あの人は気付かない。
「何落ちてんのよー!もうそんな男やめなって!次々!!」
友達はすげぇ(笑)
落ちる時酷いのは同じだから明るい時はハンパない。
だから付き合っていける。
『1時間で帰ってきたよ学習した(笑) やっぱり独りは寂しいな 紅に弱い男にさせられたかな(笑)』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・やっぱり、ずるい。
自分で振っといてそんなこと言う?
アタシはどれだけ頑張ってその寂しさを紛らわせてきたんだろうというのに。
『ほんとに一人で平気な人なんて誰もいないよ。だからあたしは甘えてもいんだよ、ってことを気付いてほしかったの。その相手はあたしじゃなかったみたいだけど(笑)』
笑い飛ばそう。
そんなこともあったよね、って笑い飛ばすしかない。
寂しいからってやり直すのは愛でも恋でもない。
大好きでたまらなかったから、お互い大好きだったから、一緒にいたのだ。
その感情を切り離して理性でアタシを振った品川くんが今更なにを?
そのまま返信が途絶えた。
ある意味アタシからの決別とも言えるメールかもしれない。
そうじゃない、やっぱりアタシに甘えたいんだ、って言ってくれればそれはそれでいい。
存分に甘えさせることに徹することができる。
でも当初「傷の舐めあいはイヤだ」と言った品川くんが、それをしようとしている。
そうさせたのはアタシかもしれないし、そうさせただけですごいことかもしれない。
でもそうなりたかったんだったらアタシはきっかけに過ぎないし、問題のない、品川くんの理性が納得する相応しい相手が他にいるのだろう。
1杯だけ飲んで別の店に行くという友達とピーちゃんを送り、帰宅したアタシはベッドに潜り込んで最後のメールをした。
『ほんとはちゃんと会っていろいろ話したかったけど負担になるだけだろうから我慢したの。きっと泣いて困らせちゃうだろうしね(笑)品川くんの見たい未来にあたしはいないんでしょ? いつも勝手に押しかけて束縛感じさせてごめんね。 オオグロさんが来たら、呼んでね。品川くんに彼女ができてなかったら(笑) お休み』
もう「またね」はない。
いつか、そのへんでばったり出会ったら。
違う気持ちで話すことができたなら。
その時初めて、友達に戻れる。
アタシも十分、プライド高いのかな(笑)
なぁんか・・(笑)
どっちもプライド高いんじゃないのぅ?(笑)悪いことじゃないけどね。
紅、ふられたことに怒ってない?(笑)
品川くんは、「恋人としては難しい」と言っても「それでも!」って言って欲しかったのかもしれないし
紅は、「やっぱり紅に甘えたいんだ」って言ってもらいたいのかもしれないし
うーん、さすが、受身カップルだね!!
相手に答えを求めてる感じがするよ。
駆け引きとか、相手の気持ち試すようなこととか
あたしは苦手なんで、もどかしっくってしょーがないけど
でも、そういう「気になりつつも、でもやっぱ違うのかな、でも気になるなぁ」
みたいのって、恋愛ドラマっぽいよねぇ(笑)
ま、駆け引き欠乏症なんで
ほぉおお、こういうやり取りもあるのねー。と
鑑賞させてもらいます。(笑)
怒ってるのは振られたことに対してじゃなくて、自分が決めて振ったのに寂しいから、みたいなアプローチをしてくるところかなぁ。だって寂しいなら誰でもいいじゃん。アタシである必要はないじゃん。アタシじゃ先が見えないって言ったのは自分なんだし。曖昧なのがイヤ。
あんなこと言ったけどごめんどうしてもやっぱアタシがいないと寂しい、って言うならわかるんだけど。
それでも、ってあたしが言うの?だってそもそも子供がムリって言われてるのに?
子供がいるアタシ、じゃなくてアタシだけ、を気に入ってくれてたから重くなったんだと思うんだよ、勝手に色々考えて。
独身だから恋人ができれば将来のビジョンにどうしたって結婚が見たいだろうし。
でもそこにアタシがいてもアタシの子供は入れないんだよ。
それを変えていけば、って言われるかもしれないけど…昨日ある人と話してて気付いたこともあったし。
やっぱりダメになるべくしてなったのかな、と。
別に試してるわけでもないんだけどねー、アタシは結婚してもしなくてもいいからとにかく一緒にいたい、一緒に過ごしたい、ってのが希望で、それも言ったわけだし、それに対して品川くんの答えが『友達がいい』だったわけで。
もう若くないからいつまでもズルズルして時間潰してる場合じゃないし(笑)
今のうちにやらなきゃいけないこといっぱいあるからさ、次いっとくわ(笑)
てことで観賞短かったね(笑)
そうだね、片思いは片思い、付き合うってなったらフェアでいたいね。
だから付き合おうって言われる前の段階をもっとひっぱってても良かったかもしれないけど、結局もやもやはしたんだろうし。
付き合う=フェアって図式がアタシの中で出来上がっちゃってるし、そうじゃなきゃやっぱり破綻してしまうと思うんだよね。
自分が相手を好きなのは基本なんだけどね、フェアじゃなくなるとそれが揺らぐ。
まぁ温度差ありすぎだったよね。
年末までだよ温度差感じなかったの。
何かと思い出すきっかけ多くて痛いから次にのめりこみたいんだけど時間かけないとねぇ・・・