走り続けるアタシの幸せな日々。
Seu sussurro me faz feliz.
足跡
大福帳
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同志進言
[09/12 ヤマダ課長]
[09/04 むらた]
[08/31 むらた]
[12/25 まさまさ]
[12/17 Lieut.]
愛玩動物
癒しの愛の手をどうぞ
虎の巻
忍法帖
HN:
篁 紅夜
性別:
女性
職業:
女OLキャバ嬢そして母
趣味:
はたらくこと
ココロの色
[talk]を押すヨロシ
堕落生活
だらだらしちゃってます。
時の刻
時は刻々と過ぎる…
体調管理
そなたと某の調子は如何に?
忍術探索
虎の足跡
アクセス解析
締め日になってミスが発覚するというえらいボケボケな仕事をしてしまったことが判明した本日。
眠いとか言ってる場合じゃないよな、ホントww
これじゃぁ給料泥棒ですよ(-_-;)
猛烈に反省しながらやっぱり更新している紅ですwこんちは♪
いやぁ、いくら寝ても眠いんだもん。
だったら寝ないでなんかしてたほうがいいじゃん。
そう、どうせ眠いならその時間品川くんと戯れてた方が100倍いいじゃん(*´∀`)ポッ
幸せ撒き散らしにやって参りました(笑)
あ、また始まった、って思ったでしょ!!!
絶対思ったね(笑)
でも書いちゃうもんねw
もう3日前の話だからおぼろげだけど書いちゃうもんねww
ほんとはちょっと不安な気持ちに苛まれていたのだけど、ちょこにプラスイメージもらってちょっと復活♪
ありがとうね、ちょこ♪
そんな後ろ向きなアタシが金曜日の「ごはんありがとう」メールを受けて、翌日も仕事明けにいそいそとメシを作りに訪問すると、明かりが点いていたため「あら?」と思いながらそっとドアを開けるとソファに座ってゲームをしている品川君が「ん?」とにやけ気味にこっちを見て、目が合った。
「早かったんだ?」
「今さっき帰ってきたとこ。今日は鍵閉めてたから早かったら開いてなかったよ?」
「あ、そなの?ご飯作って帰ろうと思って」
アタシは近くの24時間99ショップで揃えた食材を取り出し料理にとりかかる。
「もう疲れたから寝るよ~」
「うん、作っとくね」
もぞもぞ音を立てながら電気を消し、いつものように何かの音楽をかけ、毛布に包まってソファに横たわる。
今日はナスと野菜の味噌炒めです。
にんじんの火が通りにくいので先に切ってレンジにかけて、味噌汁の出汁を取る。
たまに無性に食べたくなるひじきを戻して残りのにんじんを切る。
野菜を切る時の音がどうしても響いてしまって眠れないよなー。
「ごめんねうるさくて」
「ん~」
もぞもぞ、と起き出して冷蔵庫からビールを取り出す。
「今日は何?あー、ひじきか・・」
「え?ひじきダメ?」
「温かければ食べれるけど冷めたとたんダメになるんだよね。基本海草食べないから」
「えーーーー。知らなかったし」
「温かければ大丈夫だよ」
ビール片手にまたパソコンをいじる品川くん。
結局野菜炒めと味噌汁だけにしてひじきは持ち帰ろう、と出さないでおいたのだけど。
ほんとにもりもり食べるなー。
でもおいしいとは一言も言わないので心配(汗)
「誰かが作ってくれるとラクでいいね」
「うーん、味の保障はないけど」
「そんな味にこだわりないから大丈夫よ」
・・・・・・・・・嬉しくねぇー(笑)
これでも昔は腕に自信アリ、だったんだけどなぁ。
最近めっきり料理をしなくなってから大分勘が鈍ってますw
食べ終わった食器を片付けに行き、出されなかったひじきを発見する品川君。
「あ、ひじきあったんじゃん」
「うん、いいよ、味もイマイチになっちゃったし」
うっかり出汁を買いそびれて味噌汁を作るときにだし汁を取ればよかったものの忘れて味噌を入れてしまったため2番だしで作ったのだがほんとにイマイチで、ぼんやりした味になってしまったのだw
「昨日は会社の飲み会でさ、すごい飲め飲め言われたよ(笑)なんでそんなに飲ませたいんだろー」
「聞いてみればよかったじゃん」
「えー(笑)でも結局同伴してもらっちゃったから良かったよ」
「ふーん。・・・・・あんま同伴したとか聞きたくないな」
「えっ」
「言われても楽しくないし」
ちょっと怒った??
そんな、ヤキモチ妬くような感じじゃないと思ってたんだけど。
その日は映画とかじゃなかったな。
なにかしらぽつぽつ、話をして過ごして。
こないだはごめんね、って話とか。
一人思い込みだからいいよ、って言ったんだけど、「あのメール見ながら俺も泣きそうになっちゃったよ」ってΣ(゚д゚;)エェッww
「あれはね、ポイント高かったよ」
「そうなの?!」
「うん、あれから俺も考えた」
「そっか」
「どうなりたいの?」
「え?」
「先が見えないんだよね」
「うーん・・・・・(ここで別に結婚したいとかは全然ない、って言うと逆に意識してると思われるだろうか?)・・・特に今のままでいいんだけどな。会いたいと思ったら会えて、すごく好きで、一緒にいられればそれで」
「ふーん・・・」
うーん、なんて言ったらいいんだろう?
アタシは絶対結婚したくない、とも、いつかは結婚したい、とも思ってなくて、今品川くんがすごい好きで一緒にいたくて、それがずっと続けばいいなぁ、ってだけなんだけど。
もちろん品川君が結婚したいって言ってくれればするし、しないままがいいならそれでいいし、とにかくアタシは現状にすごく満足してて、それをさらにどうこうしたい、とかは思ってない。
むしろどうにか発展させようとして上手く行かなかった時がものすごく恐い。
そう、現状が安心で、それ以上、を求めたらダメになってしまうのではないかという謂れのない不安がアタシの中にはいっぱいある。
多分こないだ鍵を閉められて着拒されたことがすごくデカイんだと思うけど、またそうなるかもしれない、という不安がものすごく大きくなってしまったのだ。
それをそのままきちんと言えば良かったのに、アタシはその不安でいっぱいいっぱいで、上手く言葉にできなかった。
「好きだよ。ちゃんと。多分」
「うん、キライじゃないんだよね」
「いや、好きなんだと思うよ」
「うん」
「別に親に会わせたっていいと思うし」
「そう?」
「このまま一緒に住んでも多分大丈夫だと思うし。養ってくれれば(笑)」
「(笑)うん、もし一緒に住むならそのつもりだからいいけど」
「ほんと?(笑)でも子供はお母さん取られたって絶対思うからさ」
「うーん。そうかなぁ・・・」
「子供は絶対そうだよ。あ、ウチがそうだ、ってわけじゃないからね」
「(笑)うん」
「でも起きて5分で仕事場、だからな、今。ムリだな」
「うん。だと思って」
多分、品川君はちゃんと考えてくれてる。
すぐ養って、とか冗談言うけどちょこちょこご飯を作りに行ってるのを「最近食費がかかんなくてさ。悪いね」って言うぐらいだからプライドが許さないに違いない。
疲れてる、と言っていたわりに次々ビールを開け、アタシにも「飲まないの?」と勧める。
やっぱりどうしても前の彼女を思い出すらしく「久々に会いたいね」と言うのもアタシは許す。
「同窓会とかないの?」
「あるよ。毎年忘年会やるから」
「じゃぁそこでやっぱり忘れられないんだ、って言ってみたら?」
「いいよー」
「焼けぼっくいに火つけてくればいいじゃん(笑)」
「戻ってこなくなっちゃうよ?」
「それはしょうがないじゃん」
「・・・・・・・・・そっか。そうだよね。しょうがないよねそれは」
「うん」
ちょっと悲しいのはやっぱりどうしても前の彼女には勝てないこと。
きっと何かのたびに彼女なら、って思うに違いない。
そうじゃなくても、思い出して止まない人がいるのに誰かと付き合ったりできない。
だから「つきあう?」と聞かれても「いいよ、ホントに好きになってそーゆー気持ちになってからで」と言ってしまう。
素直じゃないよね。
わかってるんだけど、義理で付き合ってもらうほどアタシだって落ちぶれちゃいないさ。
ささやかなプライドを捨てきれない。
あーぁ、もう飲んじゃえ、とビールを取りに立つと「まさか帰るんじゃないよね?」と追いかけてくる。
「どうかなぁ~、明日免許の更新行きたいしね」
「いつまで?」
「12日」
「じゃぁ来週にしなよ」
「えー?」
なんで??
品川君はハテナがいっぱい浮かんだアタシを後ろから抱きかかえてソファに連れてった。
二人でソファに並んで座って毛布を取り合いしながら飲んで、珍しくエロ話をしたりして(笑)、酔っ払った~、といっぱい抱きしめてくれる。
なんとなく、いつもと違う。
こないだ拒否られたことがあたしの中でまだ蟠りになってて、素直になれない。
品川君も疲れてるせいかいつになく酔って滅多にしない風俗の話なんかして、「疲れたから一発抜いてくれたら愛を感じちゃうのにな」とか言ってる。
そんなの愛じゃねー(笑)
てゆか、キスすらしてないのにいきなり銜えらんないでしょww
やたらとそんなことを言ってしたそうな雰囲気。
でも。
何故かアタシは嬉しくなくて。
してしまったら何かが変わってしまうような気がしてしょうがなかった。
したら、終っちゃうよ、って思いでいっぱいになってた。
別に、好きな人を気持ちよくさせるのは全然問題ない。
でもどこか、アタシを入れない領域があるんじゃないかと思えてしょうがなかった。
それは拒否られたこともそうだし、風俗の話をしながら「キスは好きじゃないのよ、ほら、自分以外認めないから」とか「セックスはするけど奉仕はしない」とか、そんなこと言われたら萎えるよ。
アタシはキスすんの大好きだもん。
そんな、べろちゅーは苦手だけどさ(笑)
好き、って言葉の変わりにちゅっ、てしたい。
でもイヤなのか。
そう思うと余計隔たりを感じてしまう。
「いいね、ちょっとドキドキしてきた。もっとドキドキさせてよ」
「えー、どうやって~?!」
「わかんないけど(笑)」
無茶言うなぁ(笑)
一緒にビール飲んだけど全然酔えなくて、品川君のテンションについていけないアタシはいつまでも、燻り続けていた。
結局ごろごろしてる間に品川君が寝てしまい、きっと親に小言を言われるだろうなぁと思いながらそっと部屋を後にしたのでした。
すごく好きなのに、好きだから、嫌われたくないと思う。
また拒否られるのはホントに辛い。
アタシには、品川君に選ばれるなにかがあるのだろうか?
いつかはやっぱり、子供という責任のないフリーな女の子を選ぶんだろう。
ちまちましたことで泣いて、そのうちうんざりするだろう。
そんなマイナスイメージでアタシの心は占められていた。
幸せは、アタシの心で決まる。
眠いとか言ってる場合じゃないよな、ホントww
これじゃぁ給料泥棒ですよ(-_-;)
猛烈に反省しながらやっぱり更新している紅ですwこんちは♪
いやぁ、いくら寝ても眠いんだもん。
だったら寝ないでなんかしてたほうがいいじゃん。
そう、どうせ眠いならその時間品川くんと戯れてた方が100倍いいじゃん(*´∀`)ポッ
幸せ撒き散らしにやって参りました(笑)
あ、また始まった、って思ったでしょ!!!
絶対思ったね(笑)
でも書いちゃうもんねw
もう3日前の話だからおぼろげだけど書いちゃうもんねww
ほんとはちょっと不安な気持ちに苛まれていたのだけど、ちょこにプラスイメージもらってちょっと復活♪
ありがとうね、ちょこ♪
そんな後ろ向きなアタシが金曜日の「ごはんありがとう」メールを受けて、翌日も仕事明けにいそいそとメシを作りに訪問すると、明かりが点いていたため「あら?」と思いながらそっとドアを開けるとソファに座ってゲームをしている品川君が「ん?」とにやけ気味にこっちを見て、目が合った。
「早かったんだ?」
「今さっき帰ってきたとこ。今日は鍵閉めてたから早かったら開いてなかったよ?」
「あ、そなの?ご飯作って帰ろうと思って」
アタシは近くの24時間99ショップで揃えた食材を取り出し料理にとりかかる。
「もう疲れたから寝るよ~」
「うん、作っとくね」
もぞもぞ音を立てながら電気を消し、いつものように何かの音楽をかけ、毛布に包まってソファに横たわる。
今日はナスと野菜の味噌炒めです。
にんじんの火が通りにくいので先に切ってレンジにかけて、味噌汁の出汁を取る。
たまに無性に食べたくなるひじきを戻して残りのにんじんを切る。
野菜を切る時の音がどうしても響いてしまって眠れないよなー。
「ごめんねうるさくて」
「ん~」
もぞもぞ、と起き出して冷蔵庫からビールを取り出す。
「今日は何?あー、ひじきか・・」
「え?ひじきダメ?」
「温かければ食べれるけど冷めたとたんダメになるんだよね。基本海草食べないから」
「えーーーー。知らなかったし」
「温かければ大丈夫だよ」
ビール片手にまたパソコンをいじる品川くん。
結局野菜炒めと味噌汁だけにしてひじきは持ち帰ろう、と出さないでおいたのだけど。
ほんとにもりもり食べるなー。
でもおいしいとは一言も言わないので心配(汗)
「誰かが作ってくれるとラクでいいね」
「うーん、味の保障はないけど」
「そんな味にこだわりないから大丈夫よ」
・・・・・・・・・嬉しくねぇー(笑)
これでも昔は腕に自信アリ、だったんだけどなぁ。
最近めっきり料理をしなくなってから大分勘が鈍ってますw
食べ終わった食器を片付けに行き、出されなかったひじきを発見する品川君。
「あ、ひじきあったんじゃん」
「うん、いいよ、味もイマイチになっちゃったし」
うっかり出汁を買いそびれて味噌汁を作るときにだし汁を取ればよかったものの忘れて味噌を入れてしまったため2番だしで作ったのだがほんとにイマイチで、ぼんやりした味になってしまったのだw
「昨日は会社の飲み会でさ、すごい飲め飲め言われたよ(笑)なんでそんなに飲ませたいんだろー」
「聞いてみればよかったじゃん」
「えー(笑)でも結局同伴してもらっちゃったから良かったよ」
「ふーん。・・・・・あんま同伴したとか聞きたくないな」
「えっ」
「言われても楽しくないし」
ちょっと怒った??
そんな、ヤキモチ妬くような感じじゃないと思ってたんだけど。
その日は映画とかじゃなかったな。
なにかしらぽつぽつ、話をして過ごして。
こないだはごめんね、って話とか。
一人思い込みだからいいよ、って言ったんだけど、「あのメール見ながら俺も泣きそうになっちゃったよ」ってΣ(゚д゚;)エェッww
「あれはね、ポイント高かったよ」
「そうなの?!」
「うん、あれから俺も考えた」
「そっか」
「どうなりたいの?」
「え?」
「先が見えないんだよね」
「うーん・・・・・(ここで別に結婚したいとかは全然ない、って言うと逆に意識してると思われるだろうか?)・・・特に今のままでいいんだけどな。会いたいと思ったら会えて、すごく好きで、一緒にいられればそれで」
「ふーん・・・」
うーん、なんて言ったらいいんだろう?
アタシは絶対結婚したくない、とも、いつかは結婚したい、とも思ってなくて、今品川くんがすごい好きで一緒にいたくて、それがずっと続けばいいなぁ、ってだけなんだけど。
もちろん品川君が結婚したいって言ってくれればするし、しないままがいいならそれでいいし、とにかくアタシは現状にすごく満足してて、それをさらにどうこうしたい、とかは思ってない。
むしろどうにか発展させようとして上手く行かなかった時がものすごく恐い。
そう、現状が安心で、それ以上、を求めたらダメになってしまうのではないかという謂れのない不安がアタシの中にはいっぱいある。
多分こないだ鍵を閉められて着拒されたことがすごくデカイんだと思うけど、またそうなるかもしれない、という不安がものすごく大きくなってしまったのだ。
それをそのままきちんと言えば良かったのに、アタシはその不安でいっぱいいっぱいで、上手く言葉にできなかった。
「好きだよ。ちゃんと。多分」
「うん、キライじゃないんだよね」
「いや、好きなんだと思うよ」
「うん」
「別に親に会わせたっていいと思うし」
「そう?」
「このまま一緒に住んでも多分大丈夫だと思うし。養ってくれれば(笑)」
「(笑)うん、もし一緒に住むならそのつもりだからいいけど」
「ほんと?(笑)でも子供はお母さん取られたって絶対思うからさ」
「うーん。そうかなぁ・・・」
「子供は絶対そうだよ。あ、ウチがそうだ、ってわけじゃないからね」
「(笑)うん」
「でも起きて5分で仕事場、だからな、今。ムリだな」
「うん。だと思って」
多分、品川君はちゃんと考えてくれてる。
すぐ養って、とか冗談言うけどちょこちょこご飯を作りに行ってるのを「最近食費がかかんなくてさ。悪いね」って言うぐらいだからプライドが許さないに違いない。
疲れてる、と言っていたわりに次々ビールを開け、アタシにも「飲まないの?」と勧める。
やっぱりどうしても前の彼女を思い出すらしく「久々に会いたいね」と言うのもアタシは許す。
「同窓会とかないの?」
「あるよ。毎年忘年会やるから」
「じゃぁそこでやっぱり忘れられないんだ、って言ってみたら?」
「いいよー」
「焼けぼっくいに火つけてくればいいじゃん(笑)」
「戻ってこなくなっちゃうよ?」
「それはしょうがないじゃん」
「・・・・・・・・・そっか。そうだよね。しょうがないよねそれは」
「うん」
ちょっと悲しいのはやっぱりどうしても前の彼女には勝てないこと。
きっと何かのたびに彼女なら、って思うに違いない。
そうじゃなくても、思い出して止まない人がいるのに誰かと付き合ったりできない。
だから「つきあう?」と聞かれても「いいよ、ホントに好きになってそーゆー気持ちになってからで」と言ってしまう。
素直じゃないよね。
わかってるんだけど、義理で付き合ってもらうほどアタシだって落ちぶれちゃいないさ。
ささやかなプライドを捨てきれない。
あーぁ、もう飲んじゃえ、とビールを取りに立つと「まさか帰るんじゃないよね?」と追いかけてくる。
「どうかなぁ~、明日免許の更新行きたいしね」
「いつまで?」
「12日」
「じゃぁ来週にしなよ」
「えー?」
なんで??
品川君はハテナがいっぱい浮かんだアタシを後ろから抱きかかえてソファに連れてった。
二人でソファに並んで座って毛布を取り合いしながら飲んで、珍しくエロ話をしたりして(笑)、酔っ払った~、といっぱい抱きしめてくれる。
なんとなく、いつもと違う。
こないだ拒否られたことがあたしの中でまだ蟠りになってて、素直になれない。
品川君も疲れてるせいかいつになく酔って滅多にしない風俗の話なんかして、「疲れたから一発抜いてくれたら愛を感じちゃうのにな」とか言ってる。
そんなの愛じゃねー(笑)
てゆか、キスすらしてないのにいきなり銜えらんないでしょww
やたらとそんなことを言ってしたそうな雰囲気。
でも。
何故かアタシは嬉しくなくて。
してしまったら何かが変わってしまうような気がしてしょうがなかった。
したら、終っちゃうよ、って思いでいっぱいになってた。
別に、好きな人を気持ちよくさせるのは全然問題ない。
でもどこか、アタシを入れない領域があるんじゃないかと思えてしょうがなかった。
それは拒否られたこともそうだし、風俗の話をしながら「キスは好きじゃないのよ、ほら、自分以外認めないから」とか「セックスはするけど奉仕はしない」とか、そんなこと言われたら萎えるよ。
アタシはキスすんの大好きだもん。
そんな、べろちゅーは苦手だけどさ(笑)
好き、って言葉の変わりにちゅっ、てしたい。
でもイヤなのか。
そう思うと余計隔たりを感じてしまう。
「いいね、ちょっとドキドキしてきた。もっとドキドキさせてよ」
「えー、どうやって~?!」
「わかんないけど(笑)」
無茶言うなぁ(笑)
一緒にビール飲んだけど全然酔えなくて、品川君のテンションについていけないアタシはいつまでも、燻り続けていた。
結局ごろごろしてる間に品川君が寝てしまい、きっと親に小言を言われるだろうなぁと思いながらそっと部屋を後にしたのでした。
すごく好きなのに、好きだから、嫌われたくないと思う。
また拒否られるのはホントに辛い。
アタシには、品川君に選ばれるなにかがあるのだろうか?
いつかはやっぱり、子供という責任のないフリーな女の子を選ぶんだろう。
ちまちましたことで泣いて、そのうちうんざりするだろう。
そんなマイナスイメージでアタシの心は占められていた。
幸せは、アタシの心で決まる。
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